空港のトラブルアレコレ！信じられな〜い！>【特殊旅客編】気分は警官？囚人旅客の取扱い

これはトラブルとかではなくて、通常よくある仕事の話ですが、時
々警察からの依頼で囚人の護送などの予約が入ってくることがあり
ます。

護送される囚人にはいろんなタイプがあって、地方から移動させる
のには模範タイプの人から地方では裁けないのですぐに警察本店管
轄まで護送するといったまさに捕まりたてほやほやの人から懲役の
長い人まで様々なパターンがあります。
通常は、搭乗時刻になるまで空港警察などで警察官と搭乗を待って
います。
予め手続きの際に、時間になったら職員が呼びにいく段取りをして
おきます。
そして、案内は一般の搭乗客よりも障害者や上顧客の優先案内より
も先に機内へ入れます。

その席は大抵、一番後ろの窓側で、その隣には囚人が逃げられない
ように警官が手前の横並びとなって着席します。
逃げるといってもそのチャンスは地上に入る時くらいしかないと思
われますが、実際逃げたという連絡は私が働いている間では聞いた
ことがありませんでした。

つづく・・・


※当ページの無断転載は禁止致します。