空港のトラブルアレコレ！信じられな〜い！>【旅客編トラブル】事態は変な方向へ

余程、酸素がないと心配な旅客なのだろう。
大勢の旅客の前で無茶な自論を展開し、私に罵声を浴びせ始めた。
いくら罵声を浴びせられてもできないものはできない。
私には撥ね付けるしかないのだ。

最終的に捨てゼリフなどを吐いていたが、なんとか酸素缶は取り
上げた。
本人達も出発できないとさすがに困るから渋々だった。
飛行機はなんとか定刻通りに羽田へ向けて出発した。
オフィスに戻って取り上げたものを改めて見てみた。
酸素ボトルは６〜７本と酸素缶が１本。
機内で漏れたりするものなら大惨事になるものを発見できてほっと
していた。
しかし、クレームは思わぬ方向から出てきた。
その夫婦が羽田空港で、出発地で自分から取り上げたボトルが荷物
と一緒にでてこないと大さわぎしているというのだ。

旅客は、こちらで話をしたことと全く違う話を羽田の職員に言って
いたのだ。
もちろんボトルの持ち込み禁止は統一なのだが、約束もしていない
ことを勝手に職員に騙されたという話に摩り替っているようだった。

こんな旅客もたまにいるのです。


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